金運が上がるパワースポットとして知られるのは、毎年250万人以上の人が参拝に訪れる京都伏見稲荷大社です。
朱色の鳥居が続く千本鳥居で有名な場所で商売繁盛のご利益もあると言われています。
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「イナリ」の名の由来
稲荷神社の「イナリ」の名の由来は『山城国風土記』によれば、秦氏が稲荷社の社家になった際に、稲作で裕福だった秦氏が餅を使って的として矢を射ったところ、餅が白鳥に代わって飛び立ち、この山に降りて稲が成ったのでこれをイナリという社名としたようです。
後の「日本書紀」でも、稲荷山に大神を祀ると五穀が稔って国が富んだと記されています。
また稲荷大社の御祭神が山に鎮座したは、奈良時代の和銅4年と言われ、金運や商売繁昌の他、五穀豊穣、家内安全、諸願成就の神としてご利益があるとされています。
また稲荷大社と言えば狐ですが、不安時代に中国から派生した狐に関する寓話と仏教の伝承に大きくかかわっているようです。
平安初期の弘仁年間のこと、年老いて善良な白狐の夫婦が、畜生の身であっも世のため人のために尽くしたいと願い荷山に参拝し祈ったところ、「神名に稲荷大社の御眷属となり神威をかりて、参詣の人達の願いを聞き信仰の輩を扶け憐むように」と言う神命が下ったという言い伝えがあります。
伏見大社への行き方
京都伏見大社へのアクセスは簡単で、京都駅から奈良線に乗り2駅目の稲荷駅で降ります。
駅の前が稲荷大社なので道に迷う事はまずありません。
駅を降りるとすぐに巨大な赤鳥居が出迎えてくれます。
写真で有名な千本鳥居は、境内を進んだ稲荷山に奉納されています。稲荷山は入山参拝料無料ですが山を下りるまで1~2時間ほどかかります。
石段の続く参道は1万基以上のの鳥居が埋め尽くされていて、写真で見る千本稲荷よりずっと美しく見事です。
鳥居に書かれている文字を良く見ると近畿地方の方の奉納が多く見られました。中には全国の有名な企業や芸能事務所の鳥居も見つけることが出来ます。
鳥居は大きさごとに10万円代から130万円のものを奉納出来て、お参り後に願いがかなった多くの参拝者がお礼として奉納されているようです。
鳥居の続く参道は険しい石段の坂道が長く続きます。参道途中で引き返す人が多い為か頂上付近はほとんどひとけがありません。
朱色の千本鳥居が森の木漏れ日の中でひっそりたたずんでいます。
茶屋も楽しんで!
ひんやりとした空気の中で、神秘的なパワースポットを全身に受ければ金運パワーアップも間違いありません。途中、休憩できる茶屋もあるのでぜひ全コースを回られることをお勧めします。
参道の茶屋で有名なのは創業100年の「花家」で、名物はスズメやウズラの焼鳥、三角いなり寿司です。
また、参道頂上に近い四ツ辻茶屋「仁志むら亭」は芸能人の西村 和彦さんのご実家です。
見上げた2階の左の部屋がご自身の部屋だと先日TVでお話しされていて驚きました。
こちらは油揚げが沢山入ったうどんが有名です。夏には、たらいに氷を浮かべてラムネジュースやソフトクリームで参拝客をもてなしてくれるお勧めの茶屋です。
社ではミニ鳥居型の可愛いお守りや、珍しい鳥居型絵馬も販売されているのでお勧めです。