2017年より松坂桃李さん、柳楽優弥さん、高畑充希さん、土屋太鳳さんがCMに起用され、若年層の取り込みも注力している日本中央競馬会(JRA)ですが、
ほとんどの方は武豊などの有名ジョッキーやキタサンブラック、ディープインパクトといったGI馬の名前は何頭か知っていても、実際に馬券を買ったことがある人は少ないのではないでしょうか。
本稿では興味があるけど馬券を買うのはちょっとハードルが高い…という方に馬券購入の方法を紹介してまいります。
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馬券の購入方法
そもそも競馬をやったことがない人からすると、馬券を買うために競馬場や場外馬券場に行くのも勇気がいる…、ギャンブルはお金があっという間に無くなるイメージが強い…と思う方がほとんどでしょう。
しかし、今はインターネットでも馬券が購入でき、掛け金も一口100円からと気軽に賭けられます。
勝つも負けるも賭け方次第ですが、1000円からでしか抽選に参加できないパチンコ・パチスロよりも掛け金をセーブすることはできます。
筆者も競馬歴はまだ1年程度ですが、この気軽さもあって、毎週末のレースをチェックし適度に賭けるまでにはハマっております。
まずは、JRAのレースの馬券の購入方法をざっくり説明すると、いわゆる「馬券」は正式名称を「勝馬投票券」と言いますが、大きく分けて二通りの購入方法があります。
競馬場や場外馬券場で
一つは各競馬場や場外馬券場(WINSなど)の発券機で購入する方法です。
切符のような紙で購入時に選択した馬番が記載してあります。
勝馬投票は競馬場やWINSではマークシートで選択後、発券機で購入できます。的中した場合はレース結果確定後に自動払い戻し機で配当金を受け取ることができます。
尚、高額配当の場合は自動払い戻し機ではなく、専用の窓口での対応になるとか…、
一度は経験してみたいですね。
マークシートにも賭け方によってさまざまなタイプがありますが、各競馬場や場外馬券場では、馬券の購入方法や競馬新聞の買い方を教えてくれるセミナーも随時行われているので、初めての方でも気軽に訪れることができます。
電話・インターネットで
もう一方は競馬場や場外馬券場に行かなくても馬券が購入できる、電話・インターネット投票です。
電話をつかったプッシュホン投票もまだ残ってはいますが、現在主流となっているのはインターネット投票です。
こちらは会員登録やクレジット、または銀行口座との連携といった手間がかかりますが、一度登録した後はWEBやアプリから簡単に馬券の購入できます。
インターネット投票の総称を「IPAT」と言い、代表的なサービスとしては、JRAの公式サービスである「即PAT」です。
即PATは、
- 「ジャパンネット銀行」
- 「楽天銀行」
- 「三井住友銀行(SMBCダイレクト)」
- 「三菱東京UFJ銀行」
- 「住信SBIネット銀行」
- 「ゆうちょ銀行」
- 「りそな銀行」
- 「埼玉りそな銀行」
のいずれかの口座で登録が可能です。
ただし、IPATはあくまで投票がネット上で行える方法にすぎないので、即PATに登録しただけでは過去のレースの情報や予想は競馬新聞や競馬雑誌に頼らざるを得ません。
せっかくインターネットで投票できるのだから、データベースと連携したい、という要望があることでしょう。
そこでインターネットを使った投票に欠かせないのが、国内最大級の競馬情報サイトであるnetkeiba.comです。
私は、月額利用料金(ベーシックコース:270円)がかかりますが、過去のレース結果、血統、騎手の情報やリアルタイムの馬場、天候、馬体重、レース結果、そしてプロの予想などが確認できるサービスに登録しています。
もちろん、各種IPATと連携しているため、自分で選んだ勝馬投票、またはプロの予想に乗っかって馬券を購入することも可能になります。
馬の親や血統はよくわからないし、競馬の予想は何から始めればいいかわからないから難しそう…と思われる歴の浅い方でも、まとまった情報や過去の戦績が一覧で見られるので、グッとハードルが下がる便利なサービスです。
使いやすいnetkeibaアプリ!
実際の画面はこんな感じです。(net.keibaアプリ版です)
各レース項目に分かれていて、出走馬が確定した後は馬名、馬年齢、騎手、斤量が記載されています。
そして、レース直前になるとオッズ、馬体重(増減)も反映されます。
IPATに連携すると左のチェックボックスで選んだ馬から投票までを行うことができます。
また、「予想」項目では各予想家の勝馬予想を見ることもできます。
「フォーメーション」「ボックス」「流し」などの買い方もチェック方式なので、紙のマークシートよりわかりやすいです。
人気、騎手、馬体重、予想などの最低限の情報があれば、初心者でも第一歩が踏み出しやすくなると思いますし、レース結果がどこでも見られるので時間もとられません。
その他、お気に入りの馬のページやBBS、予想家のコラムなどこの場では説明しきれない機能があるので、是非試してみてください。
近くに競馬場があるなら一度訪れてみるのも!
もちろん競馬は現地でパドックを見て馬を選び、出走前のファンファーレを生で聞き、ゴール前の数万人の大歓声を感じるのが醍醐味、という方もいるかもしれません。
実際、私も競馬を始めようと思ったきっかけは競馬場で初めてレースを見た時からです。
しかし、それ以上に、とりあえず馬券を買ってみようか、と思ったときにすぐに参加できる環境が整っていて、情報収集ができるからこそ興味がわきました。
今は「競馬新聞とラジオと馬券」のセットがなくても、競馬は始められるのです。